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[Pythonゲーム修行]アーキタイプのキャラデザした・・・。

 うわ、浦和負けた・・・。
 ショックでかい・・・。

 と。
 えーと、そちらの話はおいておきまして、ちょっとどん詰まっておりました。
 裏でこそこそと続けているPythonゲーム修行ですが、ステイタスに自動的に解説を入れるプログラム(というかその表示で使う、テキストなのですが)の最中、アーキタイプではまってしまった・・・。
 いや、書けないのではなく、書きすぎ・・・。
 こんな感じ。


帝国人 唐王朝的人々

きみは困った人だなあ。戦いを強いる。
北方が風雲急を告げていることは皇帝陛下も分かっている。
しかしだね、ここで帝国が動いてなにになると言うのだね?
シド援助はいい。海からの援護は絶えることはない。

だが、陸はどうだ。
われらの兵団は制海権を目下の目的に存在している。
中海を挟んで北方諸国と対峙しているわれわれとしては、それで十分なのだ。
まあ、保身だとかいうな。
そうなっているんだから仕方ない。

わかったよ、協力はするよ。
なにかあれば呼んでくれ。
助力はするよ。
これでも、御前試合ではなかなかいい成績だったんだぜ。



 な、長え・・・。
 いや、なんかノリノリになっちゃって、こんな感じで、16アーキタイプのキャラデザしちゃったゼ! なんかすっげー楽しいゼ! ノリノリだZE☆
 とまあ、どうすんだこれ・・・。
 どう考えても長すぎて使えないだろう・・・。

 実はこれ、TRPGのルールブックでアーキタイプを説明するのによく使われる手法。
 たしか、わたしの記憶が正しければ、この手法のエポックはサイバーパンク2020だった気がする。あれを初めて見たときのショックは本当にでかかった。まあ、今はみんなぱくりまくって、普通の手法なのですが。
 サイバーパンク2020の文章はこんな感じ。

 彼女からマイアミ出身だって聞いたときのこと、まだ憶えているよ。生まれたのは確か2004年だとか言ってたけど・・・本当だったらしい。なにしろ、ヨーロッパのやつらがワシントンに隕石を落とし、ニアミスがタンバ湾を吹き飛ばしたときの惨状を、ハッキリと憶えてたんだから・・・。
 あの娘の瞳は、信じられないほど蒼かった。レースの水晶みたいに、どこまでも透き通ってて・・・あの娘の微笑は雑誌のグラビアにだって耐えられる・・・。もちろん、両眼ともテクニクスの2350だったし、微笑はホントに雑誌から盗んできたものだよ・・・見事な人体彫刻ってわけ。けど、どこまでが本物かなんてことは、気にもならなかった。彼女にゾッコンだったからな。おれは、そういう男なのさ。

 ――ジョニー・シルヴァーハンド


 これは、あちこちに書いてある小説の引用みたいな部分なのだけど、こういうのが宝石のようにルールブックのあちこちにちりばめてある。読んでいるうちに、世界観がぼんやりと理解できてくる。
 まあ、二十歳にもならない坊主なんてイチコロですな。
 そして、分かったことは、これを書くのはめちゃくちゃ楽しいということ(笑)。
 しかし、レベル高いなあ・・・。
 果てしなくおいて行かれている・・・。
 わたしの書き方とは全然違うのだけど(わたしはどっちかというとイメージを飛び石のように跳ね飛ばして、ぎゅっと絞って最小文字数でイメージを作る方なので、こっちは結構ねっとり書いていて、集中している)、レベルの高さは伝わってくる文章です。

 わたしは、この手法をまねてみたのは実は初めてなのだけど、結構有効な方法であるとやりながら思った。
 なんというか、キャラクターデザインのラフの代わりになる。
 よくアニメにある、ラフデザイン。
 あれとまったく同じ機能を発揮する。
 実際、小説を書くとして、このラフだけで話が作れるかと言われれば、特に問題なさそう。
 まあ、もちろん、これはTRPGのアーキタイプのイメージをユーザに伝えるための手法なので、これを読んで、もうイキナリ、アーキタイプをプレイできるように作られていなければならないのだから、まあ、当たり前といえば当たり前なのだけど。
 あ、そうか。
 どんな鈍感で、ぼんくらなプレイヤーでもこれでプレイできるぐらいのラフじゃなければいけないのか。なるほど、そういうことだ、うんうん。

 というわけで、作った16アーキタイプ分の文章を残しておく。
 というか、こうやってさらしておかないと、永久にお蔵入りになりそうなので(笑)。
 結構これを書くのは時間が掛からない。
 だいたい、一つが10分から15分ぐらい。
 本当にラフですな。
 昔、小説は何十枚も書かないと完成しないからつらい。とりあえずさっと十分ぐらいで書けるはイラストはうらやましいと思ったことがあったのだけど、こういうのを「スケッチ」と呼んで、こういうのを積み上げるのを正当化するのもいいなと思った。

 長年の悩み解消(笑)。
 というわけで、16アーキタイプを晒してしまおう。
 うーん、さっと書いているので、できの悪いのもちらほらあるのだが、まあ、ラフなので・・・。決定稿ではないですよと、一応予防線張ってみたりして・・・。



システィア人 気ままな冒険家の民


潜り込むのは王家のねぐら、かぐわし姫君すらりと寝取る
ちゃんばら、決闘、ひらひらかわし、黄金抱えて五つの海へ
波が静まりゃ夢の続きを、小鳴くカナリア優しく抱き
あらしがこようとジャンクは滑る

おれたちシスティア
波間がすみかだ

堅物、生真面目、礼儀と忠節、そんな騎士には飽きたと小鳥
朱頬を寄せてふわりと笑う

帆桁を上げろ、風向き変わった、西か東か、サウスか氷海
こちらに利口な頭はないぞ、あちらに海鳥陸地が見えた
そちらは海への愛撫も知らぬが
どちらへ行こうとおれたちシスティア
うちらのジャンクの白帆の行方は、今宵の酒に聞いてくれ






シド人 豊かな都市商人貴族(男)

そう、最近は商売がやりにくくて仕方ない。
卿は聞いたかね。
大公は議会を取り仕切って、工業を興すという。
そう、例の「竜から鉄へ」ってやつさ。

おっと、わたしがこんなことを言ったって言わないでくれよ。
ただでさえわたしは睨まれてるんだ。
北方で奴隷売買をしていた科だとさ。
いったいいつの話だ。
もう二年も前の話だ。

しかし、騒がしくなるな。
北の情勢が芳しくない。
例の鎖の蛮族どもの南進が始まるって噂だ。
おっと、わたしがこんなことを言ったって言わないでくれよ。
武器でも磨くかね。
これでも、軍ではそれなりの使い手だったんだ。






シド人 豊かな都市商人貴族(女)

さてさてどうしたものかな。
大公は鎖の蛮族にシドが勝てると思っている。
この書状をみるといい。
騎竜兵団を北方配備にまわすと書いている。
用兵にたけているととは言い難いな。

よろしい。
では、シドの二大騎竜兵団が防戦に成功したとする。
しかし、鉄鎖の兵団はその戦力を容易に復元できるところに特徴がある。
つまり底なしってことなのだ。
わかるか?

これからは剣を身につけることにしよう。
最後に身を守るのは、結局、剣技だけだと、思い知るのさ。
竜も鉄も、使う者の力量に従うだけなんだってね。






シド周辺蛮族 都会化された蛮族(男)

まあ、旦那方に竜が乗りこなせないことなんてことは、分かってますとも。
この地方に駐屯する兵団が脳たりんのずんどう野郎ばかりだってことも。
だから、この兵でどうやって守るって言うんです?
この首竜の、のしのし兵団で?

まあいいですよ、おれたちは。
自分の身ぐらい守れますから。
しかし、農場は? 街は? 教会は?
あの鉄鎖のやろうに踏みつぶされろって言うんですかい?

おれたちの中にだって戦えない奴はいる。
それがあの鉄鎖の竜に蹂躙されるんですよ?
ほんと分かってるのかなあ。
まあ、おれはこいつがあればいくらでも森で生きていけるんですがね。





シド周辺蛮族 都会化された蛮族(女)

こいつかい?
こいつは、眼が優しいんだ。
首竜っていうのは、臆病で、苦痛を知っていて、仲間を大切にする。
そして最後に残って、仲間を守ろうとする。

牙を立てられ、肉を引きちぎられ、首に食いつかれても。
そうなってはじめて、こいつはちっぽけな勇気を存分に振り絞る。
こんなに、ずうたいだけはばかでかいのにね。
おかしいだろう?

だからさ、竜に乗る者はせめて守ってやるんだ。
その剣で、その足で、燃え上がる勇気で。
仲間をいたわうこころで。
剣はそのためにあるのさ。





ボルニア人 典型的な蛮族、鉄鎖の民

西のエストも、ザブンデも我らが牙の鮮血となった。
それにひとつ南洋の果実が加わったからと言って、なにがかわるか。
大顎に果実酒を、わずかに一滴垂らしたからと言って?
それが鉄鎖の胃袋を満たすとでも思うか。

だから控えろと言っている。
奪い尽くし、鮮血で大顎を満たし、あらゆる財宝を持ち去ってなんになる?
南洋には果実がなる大樹があると聞く。
もいでももいでも、次の年にはまたたわたになる大樹があると聞く。
その大樹を根こそぎに掘り返してはならない。

いくぞ、武器を持て。
鉄鎖を打ち鳴らして、竜を疾走らせろ。
ただし、収穫は慎重にな。




キュディス人 ソ連的人々。火山と翼の民(男)

そら、引き鐘だ。
編隊を組んで、あの山稜を滑って東に回ろう。
黄の兵団の速力があれば、2刻で裏手に飛べる。
七番隊、三番隊、十五番隊、北へ回れ。こちらは第二大隊を率いて陽動する。

しかし、チメン族もよくこんな時期に蜂起したものだな。
秋の爆種の収穫だって、十分だったという訳ではないのに。
八番、五番! ついてこい!
一度、雪面を舐めて、脅しにいく。

総員、短弓準備!
準備が整い次第、急降下、奇襲をかける。
近接戦闘の準備を怠るなよ!
虹翼の乗り手は地上でも最強であることを思い知らせろ!




キュディス人 ソ連的人々。火山と翼の民(女)

ひとたび大地へと降った氷雪は、大地を冷やし、竜を眠らせます。
山河は凍てつき、針葉はしろく、鈍色の空は低くひくく。
地吹雪が世界を覆い、世界は眠りにつくのです、永久に。
大地の熱が、目覚めるまで。

われらは、その目覚めを待ちましょう。
この、大地の熱のおわす、深い胎内で。
剣を磨き、技を鍛え。
いつときか、そのときがくるときまで。

大地の腑は今も目覚める時を、待ち遠しくしています。
溶岩と灼熱のおわすこの地で。
大地の巫女たちとともに。




トラン人 ナチス的人々。テクノロジーエリート。

さてと、次の集積地へ向かいましょうかね。
ここにはたいした「遺物」は残っていないらしい。
粒子カウンターもぞんがい不正確で困りものです。
浮遊船団を呼ぶことにしましょう。

しかし、あなたも困った人です。
トランの技術が北方人、いえ、この世界の人々に分かるとでも?
この荒野に散在するサウスの「遺物」を探す術を、容易に理解できるとでも?
まあ、あなたたちは冒険歌でも歌っていればいいのです。

はてさて、なかなか血気盛んなお方だ。
わたしと戦うと言うのですか?
まあ、いいでしょう。
ファウンダーの恐ろしさを思い知らせてやりましょう。





帝国人 唐王朝的人々

きみは困った人だなあ。戦いを強いる。
北方が風雲急を告げていることは皇帝陛下も分かっている。
しかしだね、ここで帝国が動いてなにになると言うのだね?
シド援助はいい。海からの援護は絶えることはない。

だが、陸はどうだ。
われらの兵団は制海権を目下の目的に存在している。
中海を挟んで北方諸国と対峙しているわれわれとしては、それで十分なのだ。
まあ、保身だとかいうな。
そうなっているんだから仕方ない。

わかったよ、協力はするよ。
なにかあれば呼んでくれ。
助力はするよ。
これでも、御前試合ではなかなかいい成績だったんだぜ。




帝国西方辺境人 牧歌的人々

なんです? 戦争?
どうすればいいんでしょうね。
税金で苦しくて、兵をとる余裕なんて、これっぽちもないんですが。
武器なんて、握ったこともなくて・・・。

分かりました。
なんとかしましょう。
だけど、期待をしないでください。
みんな、畑を耕す人たちなのです。

だから帰ってください。
はいはい、約束しましたから。
帝都はなんと言っているんですか?
まずはそれを聞いてきてください。






帝国南方辺境人 開拓者的人々

なんだ、ずいぶんはるばるやってきたじゃないか。
歓迎するぜ、ここには仕事もサウスも山ほどある。
あの尾根の材木を切り出せば都市ができる。
遺跡にぶつかれば、大金持ちだ。
ここにはなにもないが、すべてがあるんだ。

たしかに、竜は多い、うんざりするほどだ。
そりゃそうだ。サウスの「竜の城壁」だ。多いのは当たり前だ。

それよりもだ。この前、ひとりのシスティア人がのたれ死んだ。
片脚を竜に食いちぎられていたが、地図を持ってたんだ。
今朝から、南方中からダチを集めている。
どうだ、あんた。
こいつに乗ってみないかい?






ぺネス人 橋上都市の竜狩りの民

右か左か、そんなことを考えたことはありません。
もちろん、竜の眼のことです。
あの鱗のまぶたが閉じる前に、その弱点を刺さなければなりません。
その瞬間に迷うと言うことはあり得ません。

いつになったら、親方の寄騎となれるのでしょうね。
竜狩りは、有効な捕獲よりも大切に考えることがとてもたくさんあるのです。
例えば、仲間の命を守ること、例えば、竜を怒らせすぎないこと。
お金にならないこともありますが、その分払ってもらっています。

え? 戦争?
人狩りですか?
いや(笑)。
さすがに、竜狩りだけでも十分に罪深いことは分かっていますよね?





スカイ河流域人 昔話の流域に住む民たち

ほら、スカイの草鎧騎竜兵団の水竜がやってきますよ。
おーい! へへ、知り合いなんです。
月の巡りの6つ前の大氾濫の季節に、助けてもらったんです。
スカイ流域の草鎧が総出だったんです。

そうだ、あなたシスティア人でしょ?
月の船を知っていますか?
それとも、海を渡る吊り橋を?

サウス? いえ、知りません。
ここは北限の不凍河、大スカイ。
広大な流域には、あなたたちシスティア人ぐらいしか訪れません。
サウス人というのは、その名の通り南に住んでいるのですか?
すみません。本当になにも知らないのです。




エスト人 宗教的な祭祀主義に染まった騎士道の民(というかマルタ騎士団・・・)

ああ、失礼にもほどがある。
撤回を願おう、われらを亡国の民だなんて。
女王の御心のおわすところ、そこがわれらが領土。
つまりわれらこそが領土なのだ。

しかし、哀しいことよ。われらは夜を経るごとに、その数を減らしている。
暴虐な鉄鎖の牙に倒れている。
寺院は秩序を失い、もはや地下深く籠もるばかりである。
陛下の舞い戻るべき王座は、その神聖さをはぎ取られている。

なあ、システィア人。
女王陛下はどこにおわすのであろう。
見聞きはせぬか。
教えてくれ。



ザブンデ人 流浪の蛮族「難民」(をかかえた)騎竜兵団

ここを通せと言っている。
我らが民、百万の民の通過を許せと言っている。
ザブンデの竜の牙は深いぞ。
行き先はない。南方の、そうだな、シドが目的地だ。

これほど巨大な種族を受け入れることのできる領土はないと言うか。
それでも、どうしろと言うのかね。
この戦を負けるわけには行かない。
ザブンデの地を、豊穣の地を、蹂躙されるのを我慢できない。

そら、通過を許せ。
われらは、土地を取り戻す。
百万をこえる民はそれを望んでいる。


 以上。
 お粗末様でした。
| pythonゲーム修行 | 22:22 | comments(2) | trackbacks(0) |
PC-98版『ザ・スクリーマ』取扱説明書がまさにコレで、当時小学生の私はイチコロでした(笑)。
サイバーパンク業界では常套手段なのかな?
古くは、港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ〜ってヤツもありますね。
| ephemeris | 2008/10/26 11:00 PM |
こんばんわ! コメントありがとうございます。

>PC-98版『ザ・スクリーマ』取扱説明書がまさにコレで、当時小学生の私はイチコロでした(笑)。

いろいろ調べて、どうも写してるっぽいサイトを見つけました。たしかにこれは、やられるというか、わかりやすいですね(^_^;

>サイバーパンク業界では常套手段なのかな?

これ、どーなんでしょう(笑)。
どこが発祥なのかというのはとても気になります。

実際のところ、サイバーパンクの発祥である「クローム襲撃」や「ニューロマンサー」では、こういう演出はしていないのです。

また、その元になっているハードボイルドや冒険小説も、そういった傾向は排除しているように思えます。

チャンドラー、「深夜+1」のギャビン・ライアル、「鷹は舞い降りた」のジャック・ヒンギス、「女王陛下のユリシーズ号」のアリステア・マクリーン、日本では、「わたしが殺した少女」の原錙△修靴突名な大沢在昌。

この辺のメイン筋の作家の作品にこの傾向はありません。

ただ、ミステリーファンの間で、名台詞を引用して格好つけるのは流行っていたようなので、その辺の影響なのかもとは思うのですが、その辺は謎というか、うーん、誰が始めたんでしょう・・・。

ハリウッドあたりの影響なのでしょうか・・・。
とても気になります(^_^;
| hikali | 2008/10/27 10:15 PM |









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