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GB解析 -HG- グラディウス 未知との戦い 渋い傑作か。

 さて、やってまいりました。
 本日のゲームブック解析のクライマックス、『グラディウス 未知との戦い』です。
 いやー、-HG- -FG-の二冠達成というぐらいの良作。
 双葉社のファミコン冒険ゲームブックは、初期がとにかくイイ。

 本作、コナミのシューティングゲーム、グラディウスのゲームブック版なのですが、いったいどうやってゲームブックにするんだと思ったら、ばりばりなハードコアな設定をばしばし持ち込んで、ハードメカSFと化しています。
 この作品を作っている母体のスタジオ・ハードは、ガンダムマニアにはおなじみの架空設定資料集大得意のチームなのですが、遺憾なくハードな設定を持ち込んで、すばらしい作品に仕上がっています。
 しかも、見ると、なんか直筆サインが入っているなあ・・・。
 しかも、そのあて先がなんかやばそうな名前が書いてあるなぁ・・・。
 いいのかなあ、わたしがこれ持ってて・・・。
 おっと、作品の話。

 いきなり巻頭から、7ページ渡って設定資料集。
 メカ好きにはたまりません。
 
バクテリアン宇宙戦艦 BBIビックコア
 当初は戦闘母艦として報告されたが、実体は、それ自体強力な攻撃力を持つ戦艦であった。


 来ますね。
 ビックコアは戦艦です。
 どうです、このグラディウスを超越したスーパーハイセンスなスペースオペラに仕上がっている感じ。

 日本のアニメSFはキット(プラモデル)が媒介になっているため、ミリタリマニアが入り込んで、妙にどっしりした設定に、戦場の空気を取り込んだ作風が特徴ですが(ガンダムのMSVとかね)、これは欧米にはない感じ。ハインラインの宇宙の戦士やバクスターのジーリークロニクルを読んでも、この日本のミリタリーSFに勝るマニア感は感じられません。
 しかもその潮流は小説にどうも現れなかったようで、雪風などを読んで鼻で笑っている自分がいます。

 スーパーハードな設定、大掛かりな設定、精密なディテール。
 奇跡のようなゲームブックが、このグラディウスなのです。
 引用しましょう。

 まとも戦って勝てる相手ではなかった。惑星爆撃用の反陽子弾でもあればいいのだが、あいにく持ち合わせがない。戦艦の死角を早目に突けば勝機があるはずだ。
 ビックコアが細長いミサイルを発射。4発。ジャミングをかけて、悪魔の槍をそらす。
 さらに4発接近。ビックコアがECCMを作動している。ジャミングができない!
 粒子ガンで1発撃破。白い爆光が闇に浮かぶ。残りの3発は、高機動で回避。
 戦艦を攻撃する。ありったけの武器を叩きこむ。戦艦の装甲がねじれ、溶け、ささくれ立つ。
 しかし、見かけほどの効果はない。ビッグコアは巨体のわりに機動力があり、重要部はバリア・シールドで防御されている。
 ”やられるな”意外に醒めた意識があった。
 戦闘ヲ回避セヨ。適正試験の結果。「無謀すぎる」――こればかりは死なないと直らないらしい。
 蛇のような軌跡を描き、ミサイル群が迫る。
 いろいろなものが、俺の頭をかすめる。地球が、チャールスが、グラディウスが、そしてフィオナ。


 くわー! 死亡シーンでこれですか!!!?

 とにかく細部もともかく、大掛かりな仕掛けも秀逸。
 これまで読んできたゲームブックで、ようやっとわたしが、そうそうこのレベルにないとね、というものに出会えました。
 ゲームブックだからこその、次々と迷いが生じる設定。
 こうでなくちゃ!

 というわけで、山行きましょう!



 意外に小さな山。
 あー、なるほど。
 なんとなく、ストーリー構成がわかりました。








| ゲームブック解析 -HG- | 01:31 | comments(6) | trackbacks(0) |
フィオナは当時としてはなかなかの萌えキャラでした
| あ | 2012/12/22 7:27 AM |
 コメントありがとうございます。

 たしかにフィオナは結構アクセントとして効いてますね(^_^; こういうのが珍しかったというのは、あー、なるほど、と思いました。
| hikali | 2012/12/29 1:28 PM |
飯野文彦さんは、今は小説家として有名なお方ですが、ゲームブックでは、「ルパン三世 ダークシティの戦い」、「妖魔館の謎」、そしてこの「グラディウス 未知との戦い」の計3作品ですね。「妖魔館の謎」では塩田信之さんのサポート的な役割でしたが、「ルパン三世 ダークシティの戦い」ではSF ホラー小説風のゲームブック、「グラディウス 未知との戦い」では本格的なスペースオペラ小説風のゲームブックとしてそれぞれ書いていましたね。 飯野文彦さんが手掛けたゲームブックは3作品のみで、終わってしまっているのは、ちと残念だが、飯野文彦さんの本職は小説家ですからね・・・。
| マイケル村田 | 2016/04/20 12:38 PM |

 こんばんわ、コメントありがとうございます、hikaliです。
 「グラディウス 未知との戦い」はあとになって振り返ってみると、なんで出てきた? といぐらいのクオリティーのよく分からないゲームブックだと思っています。
 ちょうど初期双葉の時期といいますと、ガンダムのMSVと呼ばれるプラモ群が席巻していた時期の末期を踏んでいるような時代だと思います。このMSVはガンダムセンチュリーを発端としてロボットアニメとミリタリーオタクの融合を試みていたような企画で、実際プラモデルを作っているバンダイは設定をでっちあげて大儲けしていた時代ですね(^_^;
 たぶんその時代の空気というか、そういう商売もおいしいなと思ったかどうかは分かりませんが、この「グラディウス 未知との戦い」も異様なほど設定が書きこまれていて、プラモ化まで考えていたのでは、とうがって見てしまうほどです。

 小説家としての飯野文彦さんで気になるのは、「超」怖い話という長く続いたシリーズを樋口センセからバトンタッチしたかのように書いているところです。ひょっとしたら、ここは何かあったというか、むかしのよしみがあったのですかねえ。
 2008年に樋口センセが小説家としていくつか賞を受賞するあたりから、このシリーズを書き始めているのです。

 いろいろと考えてしまうことはありますが、この辺で。
| hikali | 2016/04/23 1:19 AM |
たしか、大出秀明という謎の人物も参加してますが…、実はこれ後の「桃太郎シリーズ」や「ファンタシースターシリーズ」、「ルパン三世 灼熱の監獄島」、「忍者乱丸の大冒険 土グモ党野望編」、「沙羅曼蛇 ラティス救出作戦」、「イース 戦慄の魔塔」、「デビルマン」等を手掛ける事になる大出光貴のこと、伊吹秀明さんのデビュー作。伊吹さんも樋口明雄や塩田信之とならぶ、双葉社のゲームブック作家としては有名なお方ですね。もちろん、伊吹さんはゲームブック衰退後は樋口さんや飯野さんと同様、小説家に転身していたとか…。
| マイケル村田 | 2016/07/25 8:18 PM |

 ありがとうございます、hikaliです。
 わたしはこの原本を開くたびにショックを受けるんですが、サインから大出さんと思われる方から、某氏に献本された原本をわたしが持っているんですね・・・。
 1986年8月14日とかやばくないかとか。
(一刷りが9月8日なのです)
 そういう個人的な事情はおいておきまして、ファミコン冒険ゲームブック2というのが凄まじいですね。ただ大出さんの印象からすると、うーんないなあという感じで、ハドソン系は無双していた気がするのですが、桃鉄でゲームブック作ったら無双できそうひとではあります。
 惜しむらくは、そこまでグラフ管理ができるようなコンピュータ性能がなかったというのがほんとのところな気がします。

| hikali | 2016/07/28 1:25 AM |









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