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『僕だけがいない街』を見た/読んだ(ネタバレなのは、アニメが原作の何巻までを描いているかだけ)

 正直、映画評カテゴリーに混ぜるのはどうかとは思った。
 これはアニメ版に対する評であって、ややこしいことにこの原作は映画化もされている。わたしはこの原作が2時間の映画に収まるとは到底思えないし、正直1クールで終わったアニメ版でさえ話数が足りていたとは、到底思えなかった。
 アニメ版では原作を省略しすぎていて、意味がわからなくなっている。
 その話をしようと思って、これを書いている。
 正直ミステリー物の作品ということで、wikipediaがネタバレの編集合戦になっていたりなど、非常に正確な(そしてまったくネタバレしてない)情報にたどり着くのは、この作品に限っては恐ろしいほどに困難だ。それでいて、ネタバレとはまったく関係のない部分にこの作品のキラ星の

ても不幸だ。
 そこで、たった一つだけネタバレをする、ということにして、書いてみたいと思うのだ。
 この『僕だけがいない街』は一体何なのか、ということを。

 冒頭から、アニメ版が原作の何巻までを描いているのかに触れるのは、これがとても重要だから、だったりする。
 わたしはアニメ版から入って、いろいろと腑に落ちなくて、原作を読んだ人だ。
 腑に落ちなかったのは、なぜこの犯人はこんなことをしたのだろう、ということだった。これは原作を読んで腑に落ちたし、アニメ版がそれをカットした理由も痛いほどわかった。
 アニメ版は原作の6巻か7巻の冒頭までしか描いていない。
 原作は全8巻なので、ほぼ丸々2巻が抜けていることになる。
 コミックスのアニメ化の場合、だいたい5巻から6巻で1クールとなる(経験則上)。
 8巻となると2クールに足りないし、おそらく2クールもやる資金がなかったのだろう。
 あとは原作を読んでくれというのが、製作委員会に入っている出版社的にも都合が良いだろうし、アニメ製作会社も余計なリスクを背負いたくない。ならば、微妙に中途半端だけれども、ここまでにしましょうというはとても分かる。
 だが、これで残念ながら抜け落ちてしまったのは、わたしが疑問に思った、なぜこの人はこんなことをしたのだろう、ということだった。

 この『僕だけがいない街』は、小学生の連続誘拐殺人事件が起こり、28才の悟(主人公)が過去の惨劇を防ぐために小学生としてリバイバル(この作品の専門用語、タイムスリップだと思うと分かりやすい)して、過去に起こってしまった惨劇を回避する物語だ。
 犯人として主人公と親しかったユウキさんが有罪になるのだが、当然に真犯人がいる。
 とてもスリリングな本格サスペンスなんだけれども、ただひとつ腑に落ちないのは、これまでも書いたとおり、動機は? というところだったりする(アニメ版の印象をベースに話している)。
 原作では執拗なほどにその動機を書き連ねており、原作をご存じの方には信じられないかもしれないが、アニメ版にはハムスターとカンダタのエピソードぐらいしか動機らしい動機が出てこない。犯人の家族関係も出てこないし、犯人が結局30人以上殺しているエピソードも出てこない。
 たぶんと予測で書くのであるが、これはここに踏み込むと、7巻・8巻の内容を描くしかなくなるからじゃないだろうか。
 そうなると2クールだ。
 無理だ。うん、それは痛いほど分かる。
(映画がどうしたかは知らない。まあ無理だろうなとしか)

 一方で、アニメ版はこの『僕だけがいない街』の光の部分に、たぶんにスポットライトを当てている。このアニメ版を企画した人は、原作のショッキングな事件の全容に心酔したのではなく、その過酷さの中に散りばめられる、宝石のような輝きたちを愛おしいと思ったのではないか、と思ってしまうほどだ。
 一番好きなのは、ケンヤ(主人公の盟友になる弁護士の息子)が、悟と雛月を守ろうということで協力し、ああ、決定的なセリフを言ってしまうとネタバレすぎて、いやそれダメだろになるんですが、結構友情が感動的で、虐待を受けてきた雛月(ヒロイン)が普通の女の子として家庭に迎え入れられて泣くシーンとか、これも象徴的なシーンがあって、それから、どんどんと仲間が集ってアジトで雛月を匿うシーンとか、妖怪めと悟に思われるお母さんの頼もしさだったり、「したっけ!」(なんだっけ、じゃあね、だったっけ?)という方言の暖かさだったり、ああ、書き忘れていたけど、この『僕だけがいない街』は現代編が千葉、過去編が北海道(わたしは旭川あたりだと思ったのだけど、いろいろ矛盾があるなあとか思っている最中)で、しかし2月の北海道で氷点下ではないとはどうかとか思ったり(これは重要なシーンではっきりと気温が示されるので、それに対する疑問)。
 まあ、言及しようと思えばどこまでも言及できる物語です。
 正直、原作を繰る手が止まりませんでした。
 犯人はこんなことを考えていたのかと、本当に理解できるのは7巻・8巻です。

 うん、まあ、入り口はどこからでも良いですので、ぜひぜひ騙されたと思って触れてみてください。おそらく、損した、という気にはならないですよ!

| 映画評 | 18:45 | comments(0) | trackbacks(0) |









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