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 『君の名は。英語歌詞バージョン』を観た!(全開ネタバレあり)



 観てまいりました! 英語歌詞バージョン! 通常バージョンと合わせてこれで二回目ということになります。ですので、みなさん、すでに一回目は観ているものと思い、一回目のときは書けなかった、全力ネタバレバージョンの感想を行きたいと思います。
 えーと、わたしは携帯電話のキャリア替えのついでに行ったので、そちらもちょろっとは書くのですが(ちなみにY!mobile → Freetelです)、そちらは本題ではありませんので、ご了解ください。

 英語歌詞バージョンは期間限定、上映館も絞った形での上映になったのですが、首都圏ではもはや埼玉県の植民地と化した池袋シネマ・ロサでの鑑賞でした。
 観たかったのに見れなかった、という方でも、おそらくプレスにはあまりお金がかかりませんので、DVD二枚組になるか、1000円ぐらい上乗せの同梱バージョンが発売されることを期待して、お楽しみいただければ幸いです。


 ■1回目のときは全体像がよく見えていなかった

 なんで「君の名は。」はヒットしたのか。
 世間一般で様々な論考がされていますが、たぶんあんまり語られてはいない部分がわたしにはとても重要な要素だと思うのです。それは何かというと、

 変態的な編集能力

 です。実はこれには証言があります。
 その証言の元はNHKのSONGSという番組で、主題歌を歌うRADWIMPSの野田洋次郎さんの証言です。
 この番組は録画してあったので、さっきから字幕見ながら書いています。
 こんな証言をしているのです。

 何秒でカットアウトで、何秒で瀧(主人公)がしゃべるから、
 「その後、何十何秒でこうしてください」とかって、
 すごくプロダクトとして精密に作っていたので、
 それはそれで楽しかったんですけど、
 逆にみんなで、ただかき鳴らしたいとか、
 スタジオに入ってワーッてやりたいみたいな欲望が、結構、強まっていって、


 つまり曲に秒単位の要求を出しているのですよね(^_^;
 この変態性が分かるでしょうか。
 たぶんこの野田さんが言っているのは、物語の30分ぐらいのところで流れる「前前前世」のところのことを言っていると思うのですが、あそこに至る畳み掛けのすごさはおそらく計算づくで作られたものなのですよね(明らかにそう証言している)。
 たぶん、あそこに向けて前半部分の構成を作っている。
 あの映画的快感は、何度でも味わいたくなります。
 これってそういう方面が分かる人からすると、あー、こいつMADビデオの手法で一本映画作っちゃったんだ・・・、となるんですが、それがいかに変態的で、超絶技巧であるかというのは、なかなか説明が難しいです。
 と言うか主題歌が映画のど真ん中でしか流れないって、過去に例があった?
 となるのですが、
 もう少し分かりやすい言い方で説明すると、計算しつくされて作られる90秒程度の予告編の作り方で、前半30分ぐらいまで作ってしまっている、30分は1800秒ですから、それがいかに尋常ではない作り方なのか、ということになります。
 これは予告編を見てから、前半30分を見ると、如実にわかります。
 MADビデオの手法なのです(マッドムービーとも言う)。

 ■MADムービー - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/MAD%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC

 MADムービー(マッドムービー)とは、既存の音声・ゲーム・画像・動画・アニメーションなどを個人が編集・合成し、再構成したもの。単に「MAD」と呼ばれることも多く、ネットコミュニティにおいてはもっぱらこの呼称が主流となっている。ただしパソコンやCGソフトが普及した21世紀初頭には「手書き(描き)MAD」(後述)という用語が出現するなど意味の拡散がみられる。主にファン活動の一環として行われる。「MAD」とは「狂っている、ばかげている」の意。


 わたしの言葉を信じてもらうならば、新海誠監督は日本のアンダーグラウンドで脈々と好事家たちだけに楽しまれてきたオタッキーなものを全開にして、オタク王に俺はなる! とやり切ったはずが、興収歴代2位になってしまいました、という顛末なのです。
 いやー、わからんもんですねえw
 まあ、ああいうのはゴロゴロあるんです・・・、アンダーグラウンドに。


 ■物語の主役はやはり彗星だ

 えーと、ネタバレ全開モードと警告はしていたのですが大丈夫でしょうか(^_^;
 これは一回目を観ている前提でないと言えないですよねぇ。
 この映画の主なアイデアを、シューメーカー・レヴィ彗星を見て思いついたのだとすればすごいとしか言えないのです。ただ、1200年前に糸守に落ちた彗星の破片が、また1200年後に同じ場所に落ちるか? とツッコミどころは満載なのですが、宮水神社の本尊があった場所も同じようにクレーターですから、あそこにも落ちたのですよね? まあ1200年前に2発落ちたと考えるのが妥当な気がしますが、まあとにかくこの話の重要な舞台は全部隕石が作っているのです。
 とにかく2回目は、はらはらしながら彗星に目が行きました。
 あれ? 1回目はこんなに彗星見てたっけ? と思えるほど。
 シューメーカー・レヴィ彗星映画だとはいいませんが、その災厄を逃れる物語なのだなあと書けば、この映画のゴジラが何なのかはわかると思います。また悲劇を回避できない世界線では、賑わっていた神社の屋台間近に、彗星が直撃するシーンがこんなに迫力があるとは忘れていました。
 蒸発するじゃんこれ! 即死とかいうレベルではなく、蒸発。
 あの恐ろしさはすさまじかった。
 しかし、それを無邪気に美しいと、瀧も三葉も言っているのが、恐ろしい。
「わたしあの時死んだんだ」
 という三葉の言葉も怖いし、お互いがどんどん忘れていくのも怖い。
 離れ離れになる怖さを書いていたから、たぶんヒットしたのだと思う。
 瀧の、
「おまえ、出会う前に会いに来てもわからないだろ!」
 という言葉がとても暖かくて、いちばん好きだったりします。


 ■英語歌詞バージョンどうだったの?

 さて、だいぶ長く書いているので、ちょっと気分を変えて、こっちも話さないとまずいかなと思っていたり(^_^;
 この英語歌詞バージョンは、歌詞は英語で、英語字幕が出ています。つまり、英語圏で流れるものをそのまま使っているのだと。
 まず、わたしは失礼ながらRADWINPSの曲の日本語をあまり聞いてなかったんだなと、まず思いました。
 なので、えっとー、何の違和感もないんですけど・・・、という状況でした・・・。
 大変失礼に当たるのは分かるんですが、洋楽としていいじゃんとしか思わなかった。聞いていてそんなにネイティブと遜色なかったし(わたしは英語全然だめだけど、英語圏の人が歌ってると言われたらたぶん信じる)、むしろ日本語版と発音が違うのが新鮮だったぐらい。わたしの評価よりもネイティブの評価を聞いてほしいと逃げたいぐらい。
 映画は英語字幕だったのですが、わたしも後で気付いたというか、帰り際の声を聞いて知ったのですが、どうも在日の英語圏内の方々がいらっしゃっていたようなのです。たしかにロビーでみると、ああ、たしかに外国人多いなあと。そんな需要があるとはまったく考えてもいなかったというのは、市場が見えてない証拠ですねえ・・・。

 ただ、聞こえてくる日本語と字幕の英語の差は感じました。
 わたしでも分かるレベルの英語なのです。
 象徴的なのは、三葉が瀧になっている時に、瀧の同級生と屋上で話している時に(つまり三葉は瀧がいつもどう接しているかを知らないので)、自分の呼称について、

 「I(watashi)」「はい?」
 「I(watakushi)」「はい?」
 「I(boku)」「はい?」
 「I(ore)」「おう」


 うる覚えなのですが、とあるやり取りです。
 なぜか日本語はIを示す言葉の種類が多いということなのですが、これ以外には、「じぶんは」とか、これはイオで使った「あたしは」とか、時代劇で多そうな「我は」などが考えられます。
 わたしも、わたしを使っているのは、中性的でありたいなあと思っているだけで、とにかく中立であろうとすると、わたしになるのです。これは北村薫の影響ですね。実際の人生ではなんですかね。おれではないので、ぼくですかね。でも、かっこ悪いです。わたしのほうが格好いい。

 また、四葉(妹)が三葉を起こす時に、うる覚えなのですが、「はやく起きろ!」というのが「ハリーアップ!」なんですね。これは意味の話なるのですが、「急げ!」という意味が英語にはありますよね? 適切なんだけれども、不適切、その辺の問題がどうしても考えてしまいます。日本語の言葉としては「起きろ!」+「はやく」なんですね。

 たぶん英語版の字幕は、思春期向きの映画として中高生あたりをターゲットにして、簡単な言葉で簡潔に伝えているのではないかと思います。ただそれを読んでみると、ああ、日本語ってこんなに含みを持たせられるんだ、と感心しました。
 もし1000円上乗せの同梱版DVDが発売されるなら、1000円ぐらいなら払ってもいいかな、ちょっと勉強したいかなと思うぐらいには。


 ■終盤の構成の作り、なんで瀧は三葉を好きになったんですか?

 たぶんこれは触れている文章を読んだことがないのですが、瀧はいつから三葉を好きになったのだろうという疑問は結構ちらほら書かれていたのですが、それに明快に答えている文章を見たことはありませんでした。
 たとえば中盤あたりで、瀧のバイト先の先輩が、瀧くんはたぶんわたしのこと少しだけ好きだったのだけれども、今は別の子が好きみたい、というセリフがかなり綱渡りすぎて個人的には好きなんですけど(書き手として)、あの付近ではまだ確定してないだろ、と思うのです。
 ただ、瀧は自分の世界に侵食してくる三葉が最大の関心事になっていて、奥寺先輩それに対して部外者だという印象を持ったのだろうなあと思います。あのへんかなり綱渡りですよ(^_^; この奥寺先輩の反応からして、それほどに瀧の意識は三葉に向いていたのですね。それは、自分の生活をぶっ壊されるおそれがあるからです。
 作中で、入れ替わりが起こるのは宮水家の女系の人間に起こる現象だと、明言されています。つまり瀧くんは被害者で、完全に受動的な立場にいるのです。簡単に言えば巻き込まれちゃったけど、惚れちゃったから頑張るいい人。
 まあすべて説明してしまった気になるのですが、瀧くんにとって、自分の人生を触ってくる人なのです。それは定期的に入れ替わるからです。いろいろな物語上の仕掛けを考えて、これほどそれは関係が深くなるだろうと思う、設定はないのです。そこに気付いたかどうかはわからないのですが、そこを主軸においたのは、実際の所、前例は大量にあるのですが、それをアンダーグラウンドから、表舞台に出したのが、新海誠だった、と思うのです。
 つまり、新しい発明ではない。
 日本のアンダーグラウンドを、世界に紹介して成功したのが新海誠だと、わたしはそう思います。それがわかるのは、日本版ラディットである、はてなブックマークだと思うのですが、ちょろちょろと読んでいると、ああ、新海誠がなにをしているのかわかったと、書かれたコメントをしばしば読みます。
 どこにもアンダーグラウンドはあって、それはきまって豊穣なのです。


 ■携帯電話のキャリアを変えた話、短く。

 Y!mobileからFreetelにしました。
 理由は3点です。

 ・Y!mobileは明らかに、運営がおかしかった。
 たぶんシステムがおかしくなっていると思うのですが、デビットカード決済で料金が決済された数日後(感覚的には一週間後)に、決済価格が決まりましたというメールが来るんです。それで、あれ払ってなかったっけ? という気分になるというのが不快すぎて、こんなこともできないやつに金を払いたくはないと思いました。
 これがまず第一。
 あきらかに会計システムがおかしい。

 ・Y!mobileは、帯域を使い切ると、128kbとかそんな生易しいレベルではない制限がかかる。
 これは、ほとんど利用できないレベルに制限がかかると言われますが、簡単にいうと、お金を払って制限を解除するほとんど帯域がかからないはずの手続きのレベルでも10分ぐらい待たされるという狂気に等しい制限かかることです。ウィルコム時代はこんなことはなかった。

 ・たぶん、回線を借りる側のサービスは、政府の規制でこんなめちゃくちゃな規制ができなくなっているのだと思われる。なので、とにかくY!mobileとUQmobileをつかうなと。
 UQmobileがそこまで悪質かどうかはわからないのだけれども、Y!mobileは悪質です。

 結果的にSIMフリーな、Freetelにしました。ただ、このキャリアも問題がありまして、クレジットカード決済しか受け付けないのですね。ホームページを見て嫌な予感はしていたのですが、実際の店舗でそう言われて、(池袋だったので)パルコカード作ってきてくださいと言われて衝撃でした。
 わたしはその助言どうりにパルコカードを作ったのですが、たぶん楽天カードとかを作っておいて望むのがのぞましいです。
 Freetelはクレジットカードオンリーです。

 結局、2時に出て、クレジットカードを作って、「君の名は。」を見て、クレジットカードを回収して、携帯の受取は時間がかかりますと言われて、その後すごい笑顔を見せられて、カメラ店て紙袋を渡されたときは嬉しかった。
 たぶん言ってはいけないのだろうけれども、その方の笑顔がすごくて、中国系の人たちの外交的なオープンな、太陽的な輝きがすごくて、すごいとしか言えなかった。

 恨み言は一切ないんですが、言っていいのか迷うのですが、Freetelは直販のほうが安いです。つまり量販店で端末を買ってはいけない。さらに言うと、直販よりamazonの方が安い(なんでだ・・・)。
 Freetelが悪いのではなくて、販売チャネルにより、値段が違うのです。

 まだ一週間も経ってませんが、とりあえず今のところ問題らしい問題は発生していません。まあ、一回今月分が引き落とされてみないとなんとも言えないのですが、概ね不満はありません(ちなみに機種はReiです。だいたい2、3年前のハイエンド機相当らしいです)。

 たぶん、2月分の決済が済んだら、ロケットモバイルの神プランSIMを入れると思うのですが(この辺がSIMフリーのいいところですね)、ようやっとY!mobileの呪縛から開放されました。しかし京セラのごついのを使っていた身としては、こんな軽くて薄いの大丈夫なのか? という不安だけが唯一の不安です。

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