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 『マネーショート』を観た!

 みるみるとずっと言って来ていて、なかなか見ることのできなかった『マネーショート』、ようやっと見てくることができましたのでご報告します(^_^;

 本作は2015年アカデミー賞で作品賞を含む5部門ノミネートで脚色賞を獲得した話題作。
 ハリウッド映画では『マネー・ボール』の原作をしたマイケル・ルイスの原作に、『マネー・ボール』でも主演したブラッド・ピットが製作を担当した、作品です。
 わたしはマイケル・ルイスは結構好きだったので、当然に原作を読んではいたのですが、原作は純然たるインタビュー形式のノンフィクションだったので、こんなのが映画になるのだろうかと戦々恐々としておりました。
 ただ予告編を見たとたん、なんだこの面白そうなハリウッド映画は! と夢中になってしまい、賞を獲得した脚色の妙と言うものを思い知らされたのです。お話は、リーマンショックへと続く、米国の住宅ローン市場の崩壊を描いたお話で、内容はマニアックながらも、どうなったかはすでに既知のお話。当然に現実に起こったことを捻じ曲げるわけではありませんので、現実どおりになると言ってもネタバレになるわけではありません。
 珍しいですねぇ(笑)。
 なに語ってもネタバレにならないなんてw

 本作の主役は大まかに言って、3グループに分かれます。
 まず、映画のポスターを見て下さい。4人の男がアウトローとして登場します。
 一人は、ヘビーメタルを愛する若きファンドマネージャー、マイケル・バーリ。かれが一番最初にサブプライムローンが崩壊しそうだと言うことに気づきます。
 二人目は、癇癪もちで暴言ばかり吐いているマーク・バウム。彼はたしかJPモルガンのファンドの遊撃部隊みたいな人で、その遊撃チームを率いています。彼らは、マイケル・バーリのサイオンキャピタル(ヘッジファンド)への電話の間違い電話から、サブプライムローンの危うさに気づきます。このチームが一番チームらしいチームです。
 三人目は、ドイツ銀行のジャレッド・ベネット。彼はマーク・バウムとぐるになって、この大崩壊に付け入るスキームを作ります。つまり2人目のマーク・バウムと3人目のジャレッド・ベネットは同じグループです。
 四人目は、すでに引退した伝説のトレーダー、ベン・リカード(ブラッド・ピッド)です。かれはガレージバンドのようだと評されるジェイミーとチャーリーと言う若い知り合いの投資家に助けを求められ、仕方なく手を貸します。

 ざっと述べてきましたが、つまり3つのグループとは、
 ・マイケル・バーリ(サイオンキャピタル)
 ・マーク・バウム&ジャレッド・ベネット(JPモルガン別働隊)
 ・ベン・リカード&ジェイミー&チャーリー(顧問つきガレージバンド)
 と整理することができます。
 この3つのグループがめまぐるしく動いていくため、非常に複雑で、追っていくの結構大変なのですが、それでも分かりにくいはずの金融商品の話は分かりやすい比喩で面白おかしく解説してあって、みんな破天荒なので、楽しく見ることができます。わたしは、ガレージバンドちっくなジェイミー&チャーリーが楽しかったですかねえ(笑)。たぶんそこに感情移入にしてみると、案外楽しめるかと思います。


 ■実際のところはどうなったのか? 現実の顛末は?

 わたしは実はけっこう早い頃から、このサブプライム問題が爆発することを理解していました。実際この作品を見て、え、こんな頃まで分かってなかったの? とびっくりしたぐらいです。物理学の世界では慣性の法則と言うものがありますが、その現場にいると日常はつねに続いているものだと言う認識に捕らわれるため、どうしてもそれを疑うことが遅れるのです。
 日本では、一部のWeb界隈で、アメリカのモノラインと呼ばれる金融保証会社の中堅が事実上破綻したときに(ACAキャピタルのこと)、これをすごい剣幕で大変なことが起こると言っていた方がいて、その話を読み解きながら状況を見ていくと、これは資本主義が終わるぐらいの規模になると、分かったのです。その方が言っていたのは、CDOがいかにめちゃくちゃであるかと言うことで、もちろんこれは作中にも語られています。しかし、当時のウォールストリートはこの重大さに気づいていなかった。
 日本ではモノライン大手が崩壊するのではないか、と言う話だったのですが(確かこれは政府の助けが入って何とか助かったはず)、外野の人間は大変なことになると認識していたのです。
 作中では、ベア・スターンズ(銀行)の株価が急落するところから危機になっていくのですが、わたしの認識では、ベア・スターンズなんて最後っ屁の最後だろ、と言う認識だったのです。結局ベア・スターンズはJPモルガンに1株2ドルで救済的吸収合併されて、助かるのですが、その後、もう救いようのなくなったリーマン・ブラザーズが破綻します。


 ■本作を包むくらい空気

 本作は謳われているような大逆転劇ではありません。
 勝者なき崩壊であり、マイケル・バーリ、マーク・バウム、ベン・リカードともに暗い結末を迎えます。それは当たり前ですが、世界の崩壊にかけて勝ったからであり、そんなものは喜べるものではないからです。
 さいごにマイケル・バーリが数字を書いて物憂げにオフィスを去るところが印象的です。
 憂鬱になるような圧勝、そんなものがあるのだな、と思ってしまいました。

 さて最後は暗い話になってしまいましたが、あえてカタストロフィーを作らないようにしている構成には好感が持てます。何が面白かったの? と言われれば、今でもまだ一人ひとりの存在感がどうやっても消えないぐらいに、残っているとしかいえません。
 いや、面白かった。
| 映画評 | 01:13 | comments(1) | trackbacks(0) | 昨年の記事
 お初です。

 私もこの映画大好きです。もちろん原作本も読みました。小生、しがないトレーダーです。来年あたり自分の会社を立ち上げようか?さて、名前は何にしょうかな?サイオンキャピタルがイイんジャマイカ?などと思量しておりまて、ぐぐったら、こちらをみつけて、記事楽しく拝読しました m(____)m。。。
 
 ところで、マーク・バウム役の俳優さんは「リトルミス・サンシャイン」で自殺未遂をした元大学教授を演じていた方ですね。ナンカあのイメージと全然違ったので、少し驚いてしまいました。小生が一番好きなキャラは、変わり者のトレーダー、マイケル・バーリになりますでしょうか?

 何となく自分を重ねてしまいました。ま、運用している資金量は、我が地球と、遠くイスカンダルほど離れていますが。。。
| 萬太郎 | 2018/10/03 11:37 PM |









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