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 日本の英語教育がダメなのは、難しく考えすぎているから、と香港を見ればわかる


 今日、NHKラジオで日本の英語教育がどうこう、という話がされていて、暗澹たる気分になった。
 話の流れはこうである。

 日本人は英語でコミュニケーションが取れない
  ↓
 それは日本の英語教育が悪いからだ、とくに文法教えすぎ
  ↓
 一応、日本の教育の現場は頑張っている
  ↓
 20年も前から文法中心から、コミュニケーション中心に移ってきた
  ↓
 総括が必要で、足りないものは何か点検が必要だ
  ↓
 しかし、日本人はそもそもコミュニケーションが苦手なんではないか
  ↓
 日本人には話すことや、話したいことがないんじゃないか
  ↓
 経団連も、日本の若者にコミュニケーション力を求めている
  ↓
 だから、ちゃんと日本語教えるべきだ

 ちげーよwww
 どんだけ、スーパー内向き志向の、ハイパー老害だよwww
 お前のせいだwww 反省しろwww

 お前ら全員、一ヶ月間、香港いって来い!!
 学者には会うな!!
 香港の一般人見て来い!
 それで全て解決する。


 ■わたしが香港旅行で見てきたこと

 さて、すっきりしたところで、本題に入りましょう。
 目からウロコが落ちることは請け合いです。こんなに簡単なことだったんだと爆笑すると思いますよ(^_^;

 わたしは、昨年(2012年10月)に3泊4日で香港へ旅行に行きました。
 3泊4日と言っても、行きは深夜便、帰りは早朝便だったので、実質2日の自由時間があるだけ。それでも、たくさんのカルチャーショックと、ホスピタリティー豊かな香港の方々の温かさ、そして南国特有の活気を全身に浴びて帰ってきました。

 その様子は、全18回にわたって、写真300枚の詳細なレポートして残しましたので、その中のエピソードから、いくつかを拾うことで、いろいろ英語教育について語ってみたいと思います。
 ご興味がある方は、ぜひぜひお読みいただけると嬉しいです。
 たった3泊4日で、こんなに大量のことが起こるんだ・・・、とびっくりできると思いますよ。

 香港旅行に行ってきた!(目次)
 http://blog.story-fact.com/?eid=1195744


 ■わたしの英語力はどの程度か

 わたしは一応県内有数の進学校に通っていましたが、英語力はゼロw
 冗談抜きにゼロです。このへんで詳しく書いています。


 香港旅行に行ってきた!(1) 導入部
 http://blog.story-fact.com/?eid=1195738>


 ■香港人とのコミュニケーション 

 たぶん、香港旅行を考えるときに一番考えるのはここだと思います。
 ひとことでいえば、わたしは高校で英語で赤点を取りましたw わたしは英語教師にこの赤点は、どんな底辺学校に行っても、同じような点数だと言われました。すくなくとも、わたしの英語の成績は、評価に値しないレベルです。

 わたしは、たぶん100回ぐらい香港人と話をしました。
 たぶんタクシーが10回ぐらい。あとはよく覚えていないのですが、問題を解決する方法を聞いていたと思います。そこで使っていた言語は日本語です。
 胸ポケットにデジカメが入っているので、旅行者と分かります。
 それで、訳の分からない言葉で話せば、相手は、おっと、日本人か、こいつと意思疎通するのはどうしたら良いのだろうと考えてくれます。サービス精神が豊富なんです。それが日常なので、言葉が通じないのが日常なので、香港人は、どうしようもない溝をなんとかして埋めようとしてくれます。
 そして、香港人は、そういう国際都市であることに、誇りを持っているんです。


 ■香港のタクシーの運ちゃんはたぶん、タクシーでしか英語を話せない

 香港についていろいろ誤解されている方がいると思うのですが、まず、英語で聞かれるときは文法は出てきません。要するに、互いに言葉が通じないことを前提としてコミュニケーションをすることが前提になっているのだと思うのです。

 公用語が一応英語になってますが、あちこち歩いていて聞こえてくるのは広東語が99%です。

 もちろんタクシーの運ちゃんは、外資系のばりばりアングロサクソンなビジネスマンをお客としますので、失礼にならない程度に英語はわかるとは思うのですが、それはタクシー運転手として必要な部分だけ(たぶん)。それで足りちゃうんですね。
 わたしがどんなコミュニケーションをしていたかといいますと、この回ですね。

 香港旅行に行ってきた!(3) 出発、タクシー、スターフェリー
 http://blog.story-fact.com/?eid=1195740


 たぶん、多くの人はどうやってタクシーの運ちゃんとコミュニケーションするんだろうと思うと思うのですが、まあ、ひとことで言えば、「なんとかなる」ですw

 自分で試行錯誤したほうがたぶん楽しいと思うのですが、一応、困ったときにはどうするかの説明をしておくと、

 1.日本人の英語は通じない。<発音がまったくなっていないから

 わたしはこの時、スターフェリーというフェリーの乗り場に行きたかったんですが、普通に「スターフェリー」といっても通じませんw 「スターフェリー」と「star ferry」は別物です。
 ホテルの「リバーサイドホテル」も通じませんでしたw

 2.相手の言っている英語は聞き取れる

 ホテルが通じなかった時に、相手の発音を真似て「Hotel」と言ったのですね。
 そうしたら相手がそれは聞き取れたようで、
 「card key?」と聞いてくれたのです。
 これは聞き取れるんですw
 他の場所でも、「Are you english?」と聞かれたのですが、これも聞き取れるんです。

 「card key?」と聞かれたのは、カードキーを見せればどこのホテルかわかるからです。
 でカードキーを見せたら、「oh! regal riverside hotel!」と通じたので、「OK、OK」といっていれば、とりあえずそこへ行ってくれる。

 日本人は英語の基本スペック的に、「発音?」「ヒアリング○」と思っていると、多分大体あってます。

 3.地図を常に持ち歩き、「ココに行ってください」と日本語で話し、指差す<最強

 (後略)

 わかるでしょうか、英語の文法がわからなくてもコミュニケーションはできるんです。


 ■なんで、英語力0でも通じるのか

 これがたぶん一番の主張になると思うのですが、話す内容が限定される状況では、会話がとても簡単になるのです。日本の英語教育が難しいところから始めてしまうと、わたしが思うのは、いきなりフルスペックの英語から教えるところだと思います。
 これが諸悪の根源だということがわかってない。
 頭が悪いってこういうことですね、の典型的事例ですが、とにかく初心者にはあんまり頭を使わない英語を。状況を限って、とにかく余裕と、試すチャンスを与える。香港でコミュニケーションしてから考えてください。

 タクシーの運転手という状況に限ってみれば、覚える言葉やフレーズは恐ろしく少なくなるのです。これで通じれば、自信も付きますし、いろいろ試してみたくもなります。

 対照的な例として、日本語を勉強する中国人留学生の方々の例です。

 先輩たちに聞こう!!留学生インタビュー
 http://www.studyjapan.go.jp/interview/jp/discussion_01/index.html


李 (前略)日本人だけの環境のほうが早く言葉を覚えられますし、日本の社会にも馴染むことができるので、日本人が働いている職場を自分でひたすら探しました。

ピッチ すごい向上心ですね。それで、アルバイトは見つかったんですか。

李 はい。スタッフは全て日本人という居酒屋のホールスタッフです。店長さんが理解のある方で、「言葉ができなくても大丈夫」と言ってくれたんです。それからは、スタッフやお客様を相手に学校で習った文法や表現を試す日々。間違っていたら直してもらったり、その言葉を使うのに適切な場面を教えてもらったりして、実践しながら日本語を覚えていきました。自分自身とても成長できたと感じています。


 これって、居酒屋という極めて限定的なことしか起こらない状況下だったからこそ、何を言っているか想像がついて、日本語の勉強ができたということですよね。日本のバイトはそんなに薄給しか払っていないわけではありませんので、中国のたとえば工場で働くよりはいいお金になります。
 これはコンビニでも同じです。
 コンビニなどはさすがに大手チェーンですのでコンプライアンスもしっかりしていて、さすがに日本人と中国人を給料面で差別するとかありえない。
 つまり、不当でない給料をもらいながら、語学の勉強ができるのです。
 しかも、状況が限定されているから、難しすぎることを求められずに、どんどんいろいろと試せる環境が整備されている、という状況なのです。
 だめだったら、テンチョー! でいいのです。

 つまり、コンビニが中国人留学生の方々の、セーフティーネット&語学学習の場になっているのですね。
 これは誰も想像していなかったけれどもすばらしい状況です。
 日本を知ってもらい、すくなくとも敵意を示す人はほんのごく少数だし、ほとんどの方はすごく親切だと安心してもらえて、しかも日本語ができて架け橋になってくれる人が増えるんですから。
 敵じゃないと思ってもらえるのはどんなにいいことか。


 ■香港のユニクロ、コンビニでからかわれた件

 さて、話を香港で得た知見の話に戻しましょう。
 香港のユニクロを訪れた時の話です。


 香港旅行に行ってきた!(3) 出発、タクシー、スターフェリー
 http://blog.story-fact.com/?eid=1195740


 中心地のユニクロで、なかなか頑張っている感じの女の子に対応してもらっている時、中国語でわーっと話されたあと、「Are you english?」と聞かれて、わたしはぽつりと「えーと、日本語です」と日本語で答えたのですね。
 そうしたら、その女の子が、すごい照れくさそうな笑顔を浮かべて、身体をよじって照れるんですね、すっごい眩しく照れる。それで、日本語で、
「そろそろ、日本語も覚えなきゃって思ってたんです」「わたし、日本語、すこししかわからないんです」と日本語で対応してくれたんです。

 今になって思い返してみると、ユニクロは日本企業だから、日本語が通じるだろうと思ってわたしが来たと、たぶん思っているんですね。わたしは、Tシャツをもしかしたら日数分持ってきていないかもと思っていたので、まあユニクロなら値段は想像できるし、粗悪でもないことはわかっているので、とりあえずユニクロ、だったのですが。
 ちなみに、シャツ2枚で59香港ドルでした。
 なんというか、日本人的には、まあそんなもんだよね。

 これぐらいサービス精神が旺盛です。
 香港のホスピタリティはほんとうにすごいなと、思いました。


 これは、ユニクロの教育のすごさをあじわった瞬間でした。まずは店頭のお客さんとコミュニケーションする部分に絞って、語学を磨いていった例なんです。先の、居酒屋の件と同じような状況だとわかるでしょうか。
 日本語を教えなくていいんです。
 どうやって、言葉が通じない確率高い人とコミュニケーションをとるかが重要なんです。

 それは状況を限定したマニュアルかもしれない。
 でも、あんだけ照れくさそうな笑顔を浮かべられたら、心は通じますよ。
 どんだけ開放的なのか、なんです。


 ■コンビニでからかわれた件、わすれてた。

 ホテルの近くのコンビニで買い物をしたときがあって、で、小銭がたまってきたので、全部小銭で払おうとレジのお姉さんに小銭の山を渡したんです。そうしたら、日本語でいきなり、
「ぴったりです、ありがとうございました」
 と言われて、こっちがびっくりしちゃって、
「あわわ、どうも・・・」
 みたいな反応をすると、おかしそうにくすくす笑ってるんですね。
 あれ、たぶん、びっくりさせてやろうと思って、いたずら半分でやってるんだろうなとおかしかったのですが、なにか外国語を覚えようというよりは、いたずらに使うぐらい、本当に日常的になっているんだなと思ったほどです。
 なんというか、楽しんでるんですね。

 底抜けに明るくて、香港の自由を満喫していて、お客も世界中からやってきて飯の種には困らない、そんな香港に住んでいて楽しいなあ、というのが香港人だと、そういう印象でした。


 問題は明らかです。
 英語教育とかいっている人をとりあえず香港に3年ぐらい幽閉するか、とりあえず海外の自由旅行をしたことがない人を資格外として除外することが重要なんです。
 「ぴったりです、ありがとうございました」
 でコミュニケーションは出来るんです。

 だから、思うのは、香港いけ。

 あなたの10年より、よっぽど刺激的だと思うよ。


JUGEMテーマ:ビジネス
| 香港旅行 | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) |









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