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名作ゲームブックのパラグラフ組みを徹底研究 サイボーグを倒せ(前編)[細密GB解析]
 こんばんわ、管理人のhikaliです。
 以前より、ゲームブックの細かなグラフ構造を分析してご紹介するとアナウンスしてきましたが、[細密GB解析]と銘打ちまして、お届けしたいと思います。

 本日お届けするのは、S・ジャクソン謹製「サイボーグを倒せ」です。
 もう、この開発日誌ではさんざんに取り上げたので、またか、もううんざりだよ、とお思いの方もいらっしゃるかもと思いつつも、空気を読まずに、お届けします(^_^;
 この作品、S・ジャクソンのソーサリーシリーズ以後のエポックを目指して書かれたと思える作品でして、たいへんにみるべき所が多いのです。それは、これまでの分析であきらかであるとは思います。


 ・詳細GB解析 サイボーグを倒せ [前編] スティーブ・ジャクソン・マジックを完全解析
 http://blog.story-fact.com/?eid=1143535

 ・ミリーの天気予報にみるゲームブックの作り方。「サイボーグを倒せ」をヒントに。[前編]
 http://blog.story-fact.com/?eid=1179473

 ・ミリーの天気予報にみるゲームブックの作り方。「サイボーグを倒せ」をヒントに。[前編]
 http://blog.story-fact.com/?eid=1179473



 ■前回のおさらい

 前回は、この「サイボーグを倒せ」のクラスター構成に注目して分析をしました。
 そこでの結論は、

 要はこの「サイボーグを倒せ」では、因果関係をクラスター内のみにとどめ、その入口と出口を規格化しているのです。
 自作PCを思い起こして頂ければ、分かりやすいでしょうか。
 たとえばグラフィックボードであれば、その入口と出口の規格を定めているおかげで、windowsPCであれば、自由にグラフィックボードをユーザが選ぶことができます。
 このPCで起こっていることをモジュール化といいますが、このサイボーグを倒せでは、クラスターのモジュール化がされていて、ぶっちゃけ、どのようなルートを通ってきても問題がないように作られているのです。


 ということでした。
 拙作「ミリーの天気予報」では、このS・ジャクソンの製作法を真似し、実際にその方法で組んでみました。かなりフリーダムにゲームブックを作ることができるということが分かったのですが、この作り方は、たいへんに規模が大きくなると言うことも同時に分かったのです。

 実際に、紙という制限があるゲームブックを効率的にしているのは、そのクラスターの組み方ではなく、クラスター内のパラグラフの組み方です。
 そこで今回は、そのパラグラフの組み方を研究してみよう、と相成ったわけです。

 というわけで、細密GB解析では、クラスター内のグラフの組み方を徹底研究! 
 じゃんじゃん、行っちゃいましょう!


 ■クラスター3 〈錬金術師〉の銀行強盗事件

 まずは簡単なところから行ってみましょう。
 クラスター3の〈錬金術師〉の銀行強盗事件です。
 ここのグラフ図をみて下さい。
 このような関係になっています。



 数字だけでは分かりませんので、実際の内容を書いたメモをリンクしましたので、これを開いて、実際に各項番で何が起こっているかを確認してみて下さい。

 ・〈錬金術師〉の銀行強盗事件の中身
  (新たなウィンドウで開きます)


 比較的にちいさなクラスターで戦闘も起こりません。
 しょっぱな付近の事件なので、かなり穏やかです。

 始めの三分岐でわかれて、支配人の方を突っつくと、氷の女王の情報が分かる。警部は失敗ルート、警備員の場合は電撃を持っている場合のみ有効で、2回使うと、金庫が開き、会議の情報が分かる。
 なかなかにシンプルです。
 クラスター3の全貌が見えたでしょうか。

 みるべき所は、259→5でしょうか。
 電撃を持っていない場合でも、一応扉を打ち破る事を試すことが出来るのです。

 しかし、このちいさなTwitterみたいなゲームブック、面白いですね(笑)。
 こんな、Twitterみたいな、256字限定のミニゲームブック、作ってみたいかも、と思ってしましまいました。クラスター毎に分けて、アンカーリンクにすれば、それほどサーバにも負荷かかりませんしねえ。
 どーなんでしょ。


 ■クラスター7 スターカーズ・ビーチでのサメ事件

 まずはグラフ図を見ることにしましょう。



 続いて中身です。

 ・スターカーズ・ビーチでのサメ事件の中身
  (新たなウィンドウで開きます)


 これは純粋な戦闘シーンです。
 始めに超能力による4分岐となり、電撃を使った場合だけ、123へ分岐して、サメを木っ端みじんにしてしまい、ビーチの客に顰蹙を買うという、ほほえましい(?)エピソードへ分岐する以外は294でサメと戦うことになります。

 ここはとくにみるべき所はありません。


 ■クラスター8 〈錬金術師〉の銀行強盗事件2

 つづきまして、再び〈錬金術師〉の事件です。クラスター3は事件が起こってしまった後の捜査でしたが、今回は現行犯逮捕を行うクラスター。グラフ図を見てみましょう。



 ほほー、若干、複雑ですよ。
 いったいどうなっているのでしょうか。
 中身をみてみましょう。

 ・〈錬金術師〉の銀行強盗事件2
  (新たなウィンドウで開きます)


 まず、飛び込むか、出てくるのを待って捕まえるかでわかれますね。
 で飛び込む方は、437で運試しをして、凶が出ると28で完全な失敗、吉が出ると一人目の〈錬金術師〉と戦えて、勝ったら354へ。ここで二人の〈錬金術師〉戦い、勝てば336で英雄点が貰える。

 で、待ち構える方は、309で子供が喜んでしまい、ばれるかどうか運試し。
 ばれると155へ行って、243で3人の〈錬金術師〉と戦う羽目になる。
 ばれないと、128で超能力を使える。

 超体力をつかうと172で戦闘シーンなく倒せる。そのまま336へ。
 超技術は超音波精神錯乱機を使うか聞かれる。使うなら406、使わないなら243で三人の〈錬金術師〉と戦う。
 使った場合は、超音波精神錯乱機が裏目に出て、逃げられてしまうと。

 なんとなく節約具合が分かるでしょうか。


 ■クラスターA 宇宙科学者と〈煙男〉事件

 ここはフラグで隠れているパートで、情報を知っていて273へこれると、34へ飛ばされる。
 グラフを見てみましょう。



 んー、一端29へ集約する構成のようです。
 中身をみましょう。

 ・宇宙科学者と〈煙男〉事件
  (新たなウィンドウで開きます)


 えーと、序盤の三分岐は、書斎を見せてくれるように行った場合のみ、〈煙男〉が電送カメラで、ノートを撮影している姿が見れて、あとは、エアコンに吸いこまれる煙がみれるだけという差があるのみで、そのまま、29へ向かうと。

 で29でどの超能力を使うかが聞かれて、超体力だと11で問答無用に成功当たったか聞かれて、当たったならば、捕まえることが出来て、英雄点が貰える。電撃は203で当たったか聞かれて、当たったならば、捕まえることが出来て、英雄点が貰える。当たらなかったら153で、失敗と。

 この203→153がなかなかに面白い仕組みですね。



 以上、ざっとみてみましたが、いかがだったでしょうか。
 力を入れてみてみた割には、拍子抜け、なんて事ありませんでしたか?

 しかし大丈夫!
 実はこの「サイボーグを倒せ」、始めの方のクラスターはかなりシンプルな構成をしているものが多いのです。ですが、後半に進めば進むほど複雑なクラスターが。その徹底研究は後編に回すこととしましょう!

 おつかれさまでした!


 ■関連エントリー
 ・詳細GB解析 サイボーグを倒せ [前編] スティーブ・ジャクソン・マジックを完全解析
 http://blog.story-fact.com/?eid=1143535

 ・ミリーの天気予報にみるゲームブックの作り方。「サイボーグを倒せ」をヒントに。[前編]
 http://blog.story-fact.com/?eid=1179473

 ・ミリーの天気予報にみるゲームブックの作り方。「サイボーグを倒せ」をヒントに。[前編]
 http://blog.story-fact.com/?eid=1179473





| 細密GB解析 | 16:45 | comments(0) | trackbacks(0) |









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