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GB解析 -HG- サムライの剣 トンデモニッポン、さいこ!
 夜も眠れないゲームブックフリークのみなさま、こんばんわ。
 ゲームブック解析でございます。

 本日おとどけするのは、「サムライの剣」。
 日本を舞台とした作品なのですが・・・。いや、これすごく面白いんです、腹を抱えて爆笑するほど・・・。
 よくある勘違いジャパンといいますか、というかこのアメリカンヤンキーどもなのか、フィッシュ・アンド・チップスの国の若者なのかわからないのですが、どー考えても、おまえらのソースは小泉八雲だけだろwww と爆笑してしまうほどヘンテコなのです。
 まあ、小泉八雲は英語で読める数少ない、日本紹介者の中でも、最優秀の部類に入る人ですからねえ・・・。なので、この小泉八雲の影響としか思えない、爆笑ポイントもあちこちにありまして、もうなんか、ねじ曲がりまくっていて楽しいのです。

 ただまあ、こう言うのはどうしようもないと言えばどうしようもない。
 逆に言えば、わたしがアメリカを舞台にして物語を書けば、たぶん現地人には爆笑されるはず。こいつ、ハリウッドしか見てないだろwww と。

 こう言うのは、リアリティの問題とよく言われるのですが、だいぶ書けるようになってくると、実はそうではないことに気付きます。たとえば、日本を舞台として小説を書いたとして、「どこのことを」日本というのか、という問題にぶつかります。
 たとえば、わたしは高尾に住んでいたことがあるのですが、高尾を舞台として小説を書けるかと言われれば、たぶん書けない。数年住んでいて、そこの地元の整体師の方といろいろはなしをしたのですが、そこでわかったのは、

 ・高尾は実は山梨の人が出てきて住んでいるという人が多い。
 ・高尾人は中央線族というよりも京王線族。
 ・高校などの友人とつるんでよく飲んでいる。

 といった事でした。
 わたしはいわゆる都外都民つまり、近郊に住んで東京に通勤するような生活圏の人なのですが、地元の人と飲むみたいな習性は周囲に見たことがないのです。住むところだって、東京からある一定の距離のところを点々と住み歩いていましたし、地元とのつながりがあんまりない。
 しかし、逆に言えば高尾は都外都民はほとんど皆無で、むしろ、山梨の延長線上にあるような地元のつながりが比較的強い土地柄なのです。
 なので、それを書けるかと言われれば、書けない。
 なぜなら、わたしは完全なアウトサイダーなのだから。

 この問題は、たとえば新宿を舞台にした探偵ものを書くとして、この新宿とはどの新宿を指すのだろう? という問題にも発展します。たとえば、大沢在昌の新宿鮫や、原リョウの私が殺した少女などは新宿を舞台としていますが、その新宿はわたしが通勤でよく通り抜け、頻繁に遊んだ新宿と、あなたが7年間も会社勤めしている新宿と、同じなのか違うのか。
 その新宿は本当にあるのだろうか?
 と問えば当然フィクションなので、ない、のですが、しかし、この新宿はリアルだと感じているたとえば新宿鮫の新宿を、あなたは見たことがあるの? どこに住んでいるのですか?
 まさか新宿ではないですよね?
 というわけで、リアリティーなんてものはない、という結論に落ち着くのですが、しかし、それでもこの作品の新宿はリアルだと言っている人が観測できるわけで、いったいこのリアルとはなんのことを勘違いしてリアルと言っているのだろう?
 というところへたどり着くのです。
 まあ、この辺はたいへん難しいところなので、あんまり深入りしない方がよいのですが、結論から言うと、それは物語の保守性の問題だよね、というちょっと思いつかいないであろう地点にたどり着きます。

 この辺の話は、昔エントリーにしたので、まあ気になる方は読んでみてください。
 ただし、思いっ切り長いです(笑)。
 60枚ぐらいあります(^_^;

 ■ハーフライフをプレイして思ったこと。
 http://blog.story-fact.com/?eid=731976



 と、なんの話でしたっけ??
 ああ、サムライの剣でしたね・・・。
 まずは、恒例の背表紙のあらすじの抜粋からはじめてみましょう。


 将軍の御前に呼び出された君は、八幡国が深刻な危機に陥っていることを知らされる。将軍の威光が衰えてきたのだ。それは、名刀”鍔鳴りの太刀”が将軍のもとから奪われてしまったからだ。君は将軍指南役をつとめる若きサムライ。君の使命はこの名刀を闇将軍イキルから奪い返すことだ。だが、イキルはそれを鬼軽城の奥深くに隠した……。



 闇将軍がイキルって・・・。
 とこの程度で恐れてはいけません。
 「サムライの剣」でグーグル画像検索をしてみると、この本の表紙が出てくるはずですが、そこに書かれている、いかにも悪そうなサムライの掲げる旗に記載してされている文字は「悪死」。もはや意味すら通じません。
 このようなトンデモ日本があちこちにあり、腹を抱えて、爆笑を連発してしまうのです。
 たとえば引用してみましょう。

 大八車が馬小屋についた。車引きは長い道中でからした喉のことで、ぶつくさ文句を言いながら出ていく。君は馬小屋の床に静かにおりる。城は四方を石の壁でかこまれ、天井は仏塔のような彫刻で飾られた破風を持つ屋根でふかれている。貞信公の居城だ。


 仏塔ですか・・・。


 彼らは将軍指南役である君より身分が低いので、泥が君の美しい鎧にかからないように注意深く荷車を動かし、君が通りかかるたびに最敬礼するのだった。


 敬礼してますし・・・。


 ほんとうに君がワナにはまっているのを見ると、彼らは不気味な笑いを浮かべながら、このワナにはまったあわれなサムライをどう始末しようかと相談のはじめるのだ。いちばんてっとりばやいのが、炭焼き窯で生きたまま君をあぶり焼きにすることだ。彼らは君をしばるために近くの木から樹皮をはぎとる。君は自分の使命の重大さを彼らにつたえるか(八九へ)、それとも将軍指南役のサムライを殺せば、あとで怨霊となってお前たちを祟ってやるぞ、と脅かすか(一〇一へ)。


 怨霊になって祟ってやるって・・・。

 ちなみに、この脅しは効くようで(効くのか・・・)、この選択肢で無事助かります。

 文章は万事こんな感じなのですが、もっと破壊力があるのがこのゲームブックの挿絵です。なんかライオン顔で有翼のヘンな生き物が出てきてびっくりするのですが、なんだろうと首を傾げていると、その文には、キリンの文字が。
「き、キリン・・・、お、おぬしキリンと申したか・・・」
 あの衝撃はすごかった・・・。

 また竜(たつ)と記載された生き物がいて、それが本当に翼がないドラゴンだったりとか。
「な、なんか、ワニみたいなのが浮いているんですけど・・・」

 もうね、生半可に勉強しているせいか、微妙にそれっぽいんだけど、外したときの落差があまりにもありすぎて、絶句するという感じなのです。いやー、欧米人の想像力はすばらしいものがありますね。


 さて、なんか妙ちくりんな部分のみ書いてしまいましたが、まあ、そういったところを除けばまあまあでしょうか。山を見てみますか。



 うーん。まあいいか。ぎりぎりでHGで!







| ゲームブック解析 -HG- | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) |









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