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 生産的な話をしよう。

 覆水盆に返らず。
 先日のリリースをして、真っ先に思ったのがそれだった。
 いい意味でも、悪い意味でも、内容はともあれあの規模のリリースをあの期間でできてしまえることに気付いてしまったときに思ったのは、あちゃー、という気持ち。
 なんだ、できるじゃん、と思った一方、じゃあ、これまではなんだったの?
 と。
 これは非常に苦々しい。
 過去に5万円も出して4GBのマイクロドライブを買ったのに、いまじゃあ、8GBのフラッシュメモリーが4千円ということに気付いて、顔をしかめるのと同じ。だからといって、過去の出費が損だったというわけでは当然無いのだけど、あまりにも世界が変わりすぎて、痛いのだ。

 こういうワークフローの改善は、実はわたしの得意なことではあるのだ。
 過去に仕事として、こういう劇的な改善をしたことが何度もあるし、けっこう怖じ気づかずに新しいところに飛び込めるのは、それを効率化してしまうことに自信があるからだったりするのではある。
 そう言った効率化のポイントは、非常に単純なところに潜んでいることが多い。
 あまりにも簡単すぎるので、その結果に周囲が痛みを覚えることが多かった気がする。
 おまえらは、これまで、なにをしていたのかと。
 これは、痛い。
 わたしでも痛い。
 わたしも、今回の劇的な改善を見て、あいたたたと、呻いているのである。
 いったい、わたしはこれまで、なにをやっていたのだろうと。

 こういう効率化をしたいと思うとき、アドヴァイスがあるとすれば、自分より効率的な人のやっていることは全部真似ろ、ということになる。
 たとえば、データを入力するような非常にシンプルな作業でも、自分より2割早い人がいれば、その人のやり方を全部真似る。たとえ、途中で鼻をかんでも、それも真似てみる。ほんとうに猿真似なのだが、これが一番効果がある。
 そして、その中から効率化に繋がっていると思われるモノを抽出するのである。
 もちろん、この過程で、鼻をかむ行為は除外される可能性が高いのであるが。

 わたしの場合は、どうも、プレイヤー(作業者、意志決定者)の迷いを察知して、それをひたすらに産まないようにする努力をしていたような気がする。
 たとえば、昔あったのは、20人ぐらいの規模のチームで、あちこちからある分野の情報を集めて、それをあちこちのサイトへ配信するというような仕事があった。
 これが非常に効率が悪かったのだが、その原因は、収拾する人がそれぞれのデータサーバへデータを入れ、収拾する人が、あちこちからそれを集めて配信する必要があったという部分にあった。

 たとえば納品先が30も40もあったりする。
 そうすると、その30も40もの納品先に、30も40もの納品方法があったりする。
 これは、顧客都合なので、変えてくれとは言えない。
 まず、わたしはマニュアルを作った。
 どこどこへ納品するときのマニュアルというのを30も40も作ったのである。
 それから、まとめられる作業をまとめる。
 Aというサイトへ納品するデータを加工すれば、Bというサイトへ納品するデータに似てくる。これをグループ化して、全体で加工作業を5つぐらいの作業に集約する。これで30も40もあった、個別の作業工程が数個の作業工程になる。
 これもマニュアル化する。
 そして、ルーチン化する。
 やると書くとはまったく別ではあるのだが、なんとなく効率的な気がしてくるのではないだろうか。

 また、迷いというのは情報が集約されていないときに起こる。
 そこで、あらゆる情報収集と納品の状況を、一つの場所に収拾した。
 今、はやりの、Saas化したのではない。
 わたしが作ったのは、一枚のエクセルファイルだった。
 それを見れば、情報のあるところへ直にアクセスでき、いつその情報を配信しなければならないかのスケジュールが、週毎に更新される、ファイルだった。それを作るのは、週に2時間も掛からなかったような気がする。
 結果は劇的だった。
 そして、わたしの上司は、これまでなにをやっていたんだと、上司に怒鳴られたと、教えてくれた。
 わたしは、その上司がとても好きで、とてもたくさんのアドバイスをもらえていたし、その人のアドバイスが適切だったから上手くいった部分もあったので、かなりそれは痛かった。
 まあ、よい。
 これはわたしの経験である。

 ただ、こういう効率化が困ってしまうのは、まったくルールが変わってしまうということなのである。
 たとえば、5万円もしていた4GBのコンパクトドライブが、8GBで4千円になれば当然使い方が変わってしまう。俗にこれはチープ革命というが、これが悔しいのは、実際にそれを操る人の能力が劇的に変わったおかげで変わったわけではないのに、ルールが劇的に変わってしまうところにある。
 わたしから見れば、効率化を軽視するのは愚の骨頂であるのではあるのだが、それは性質的に突然にやってきて、あまりにもすさまじく激変するので、それに関わる誰もが激しい痛みを味わう、という性質を持っている。
 これは発明というか技術革新の本質であると、わたしは思う。
 技術革新は、それを受ける既存の人々には、激痛なのである。
 これまでのわたしの苦労はいったい何だったのか、と。

 わたしは、ちょっと今でも、わたし自身が作った新しいワークフローが痛くて痛くて仕方ない。
 ただ、同時に、このスペックが出るのならいろいろできるなあと新しい道具を手に入れたみたいで、わくわくする。しばらく、いじっていないフリをしないと世間体が悪いのだが、まあ、仕事は仕事、趣味は趣味で、どうなるんだろうねえと思いつつ、ちょこちょこ作っているシナリオは元気旺盛で、なかなか奇抜だ。

 覆水盆に返らず。
 革命は起こってしまった。
 そして、それをわたしはすべて開示しているし、結局のところ、スタジオハードが持っていたノウハウは効果が絶大で、わたしはその秘密のすべてを解き明かして、それを周知の技術にしてしまったということだけであって、あとはわたしの責任ではない。
 生産的な話をしよう。

| 開発日誌 | 01:54 | comments(0) | trackbacks(0) |









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